頻度を表す英語表現一覧!頻度のパーセンテージや置く位置を例文で解説
alwaysやsometimesなど、英語にはさまざまな頻度を表す表現があります。
でも、「頻度が高いのはどちらの表現?」「どう訳し分けたら良いの?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
ちょっとしたニュアンスの違いで正しい意図が伝わらず、誤解を生んでしまうこともありますよね。そのため、英語の頻度表現は正しく理解することをおすすめします。
この記事では、英語の頻度表現を一覧で紹介し、それぞれのニュアンスや頻度のパーセンテージを例文と合わせて解説します。ぜひ参考にしてください。
頻度を表す英語は副詞
頻度を表す英語は「副詞」に分類されます。副詞は動詞や形容詞など、名詞以外を修飾する言葉。対象の言葉の前や後ろに置かれて、その意味を限定したり、説明を加えたりします。
副詞について詳しく知りたいという人は以下の記事も参考にしてください。
【英語の副詞】種類と位置を理解しよう!例文を使ってわかりやすく解説
頻度を表す英語の一覧
頻度を表す英語表現と、頻度のパーセンテージをまとめました。
それぞれ、例文付きで紹介していきます。
頻度を表す英語表現:
英語 | 日本語 | 頻度のパーセンテージ |
always | いつも | 100% |
nearly always | ほとんどいつも | 95% |
usually/generally | 普段は/一般的には | 90% |
frequently/regularly | 頻繁に/定期的に | 80% |
often | しばしば | 70% |
sometimes | ときどき | 50% |
occasionally | たまに | 30% |
rarely/hardly ever/seldom | ほとんど~ない | 10% |
never | 決して~ない | 0% |
期間中の回数を表す頻度表現:
annually | 毎年 |
yearly | 年に1回 |
monthly | 毎月 |
once a week | 週に1回 |
always(いつも 100%)
- I always drink coffee in the morning.(私はいつも朝にコーヒーを飲みます。)
- She always calls her parents on Sundays.(彼女はいつも日曜日に両親に電話します。)
nearly always(ほとんどいつも 95%)
- He nearly always forgets to turn off the lights before leaving. (彼は出かける前に電気を消すのをほとんどいつも忘れます。)
- My dog nearly always sleeps by my feet ¥
- at night. (私の犬は夜、ほとんどいつも私の足元で寝ます。)
usually/generally(普段は/一般的には 90%)
- We usually go for a walk after dinner.(私たちは普段、夕食後に散歩に行きます。)
- They generally prefer to travel by train.(彼らは一般的に列車での旅行を好みます。)
frequently/regularly(頻繁に/定期的に 80%)
- She frequently visits the library to study. (彼女は勉強するために頻繁に図書館を訪れます。)
- I regularly attend yoga classes on weekdays. (私は平日に定期的にヨガクラスに参加します。)
often(しばしば 70%)
- He often goes to the cinema. (彼はしばしば映画館に行きます。)
- They often have dinner out on Fridays. (彼らはよく金曜日に外食します。)
sometimes(ときどき 50%)
- Sometimes I cook Italian food at home. (時々、家でイタリアンを作ります。)
- She sometimes rides her bike to work instead of driving. (彼女は時々、運転する代わりに自転車で仕事に行きます。)
occasionally(たまに 30%)
- We occasionally meet our neighbors at the local cafe. (私たちはたまに地元のカフェで近所の人たちに会います。)
- I occasionally work from home. (私はたまに在宅勤務をします。)
rarely/hardly ever/seldom(ほとんど~ない 10%)
- He rarely eats sweets due to his diet.(彼はダイエットのためにめったにお菓子を食べません。)
- They hardly ever watch television nowadays.(彼らは今ではほとんどテレビを見ません。)
- She seldom eats out, preferring to cook meals at home.(彼女はほとんど外食せず、家で食事を作ることを好みます。)
never(決して~ない 0%)
- I never go to bed without reading.(私は読書をせずには決して寝ません。)
- She never forgets her friends’ birthdays.(彼女は決して友人の誕生日を忘れません。)
annually(毎年)
- The company holds an annual meeting every January.(その会社は毎年1月に年次会議を開催します。)
- We travel to see our relatives annually during the holidays.(私たちは休暇中に毎年親戚を訪れるために旅行します。)
yearly(年に1回)
- I get a yearly check-up at the doctor’s office.(私は年に1回、医者の診察を受けます。)
- The festival takes place yearly in the town square.(その祭りは町の広場で年に1回行われます。)
monthly(毎月)
- Our book club meets monthly.(私たちの読書クラブは毎月会います。)
- He pays his gym membership monthly.(彼はジムの会員料を毎月支払います。)
週に◯回
- I go to the gym twice a week to stay fit.(フィットネスを維持するために、私は週に2回ジムに行きます。)
- He practices playing the piano four times a week for his upcoming recital.(彼は近づいているリサイタルのために、週に4回ピアノの練習をしています。)
頻度を表す英語の位置
頻度を表す英語(副詞)は、修飾される言葉の前か後ろに配置されます。副詞が前に置かれる場合、後ろに置かれる場合についてそれぞれ確認していきましょう。
基本は動詞の前
頻度を表す副詞は、基本的には動詞の前に置かれます。
◯ I always drink coffee in the morning.(私はいつも朝にコーヒーを飲みます。)
✕ Always I drink coffee in the morning.
✕ I drink coffee in the morning always.
副詞が後ろに置かれる3つのパターン
「頻度を表す副詞は動詞の前」と説明しましたが、以下の3つのパターンでは、副詞が修飾する言葉の後ろに置かれるため注意してください。
①be動詞
be動詞の文では、頻度を表す副詞はbe動詞の後ろに置かれます。
◯ The museum is usually closed on Mondays.(博物館は通常月曜日が休館日です。)
✕ The museum usually is closed on Mondays.
②助動詞
助動詞がある文では、頻度を表す副詞は助動詞の後ろに置かれます。
◯ I can hardly read Italian.(イタリア語はほとんど読めません。)
✕ I hardly can read Italian.
なお、助動詞について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。
英語の助動詞とは?例文でスッキリ理解して英語力を基礎からアップ!
③複数語からなる副詞
頻度を表す副詞が複数語からなる場合は、動詞の後ろに置かれます。
◯ I work out twice a week.(私は週に2回筋トレします。)
✕ I twice a week work out.
まとめ
頻度を表す英語の副詞について、頻度のパーセンテージや文中で置かれる位置について解説しました。
頻度を表す副詞:
- always(いつも 100%)
- nearly always(ほとんどいつも 95%)
- usually/generally(普段は/一般的には 90%)など
置かれる位置:
- 基本は動詞の前
- 以下の場合は修飾する言葉の後ろ
①be動詞の文
②助動詞の文
③頻度の副詞が複数語からなる場合
頻度を表す副詞がもつそれぞれのニュアンスをつかんで、自然に使いこなせるようになりましょう。
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