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これからのテクニカルライティング~AIの利点と限界

「これからのテクニカルライティング~AIの利点と限界」

2024年9月07日(土)

日本時間19時00分開始

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翻訳ではソース言語を理解してターゲット言語に訳出しますが、その過程では日本語の文章を組み立てるという作業が必要になります。書いた人が言わんとしていることは一体なんなのか、それを考えて適切な日本語に反映する技術はテクニカルライティングの考え方の中から学ぶことが出来るのではないでしょうか。今回は日本語のテクニカルライティングについてはテクニカルライターでテクニカルライティング講座で人気の仲田尚央さんに、英語のテクニカルライティングについては技術・特許翻訳の中山裕木子さんにお話をお伺いします。

今回は仲田さんと中山さんのご厚意で書籍のプレゼントがあります。書籍プレゼントは事前質問リンクからの応募となります。

仲田さんからのプレゼント『エンジニアが一生困らない ドキュメント作成の基本』(9月19日発売予定)3冊

中山さんからのプレゼント

『改訂版 技術系英文ライティング教本』 3冊
『伝えたいことが口からスッと出てくる 英単語言いかえドリル Word Switch』 2冊

▼画像を参照

希望者の中からセッション内で抽選で当選者を決めたいと思います。お楽しみに。

登録者全員に開催3日と前日、当日に中山さんの課題がメール送信される予定です。講座の中で使う課題で必須ではありません。濃い内容ですので、ひとつでも受講前にやってみてください!

 

9月07日(土)

19:00-20:00
伝える情報の整理から始めるテクニカルライティング
20:00-20:10
休憩10分
20:10-21:10
日英技術翻訳スキルアップ
21:10-21:20
休憩
21:20-22:30
ディスカッション「これからのテクニカルライティング AIの限界を考える」


なお、時間は目安になります。セミナーの進行具合によりひとつひとつのセミナーは少しだけ短くなる、または時間内に終わらない可能性もあります。その場合はディスカッションの時間を長くする、または短くすることで対応したいと思います。

仲田尚央

19:00 – 20:00

伝える情報の整理から始めるテクニカルライティング

このセッションではドキュメントを書く手法をテーマにします。伝えたいテーマからドキュメントの構成を考え、文章にまで落とし込むプロセスを学びます。物語文、随筆文、実用文など種類がある文章のうち、実用文と対象とします。つまり、何らかの情報を読み手に伝える目的を持って書かれる文章です。翻訳においては、原文にきちんと従うことも大切ですが、「自分だったらどう書くか」という視点を持つことも大切だと思います。翻訳しようとしている文章がわかりづらいと感じたことはありませんか?わかりづらい文章をそのまま訳すことが読み手の喜ぶこととは限りません。原文の主張を変えない範囲で文章の流れを整えることも必要でしょう。それは翻訳の価値を上げることにつながります。実用文において大切なのは、伝える情報をきちんと整理して伝えていくことです。文章を書くというと、読みやすい文を書くことに注目しがちですが、情報を効率的に伝えるためには、話を整理して伝えることのほうがより大切です。文がいくら読みやすくても、話が整理されないままでは読み手に伝わりません。そこで本セッションでは、文章の書き方だけでなく、情報の整理にも重点を置きます。

プロフィール
仲田尚央(Nakata Naohiro)

テクニカルライター、UXライター。主にソフトウェアのUIテキストやドキュメント(マニュアル、リリースノートやテクニカルドキュメントなど)を書くことを専門とする。また、それらのローカライズにも携わる。サイボウズでテクニカルライター、ローカライズ部門のマネージャーを務めたのち、SmartHRでUXライターとして活動する。本業の傍らで、企業や学生向けにテクニカルライティングのセミナーを実施。Developers Summit 2023 アワード受賞。都立産業技術高等専門学校 非常勤講師。著書に『ヘルプサイトの作り方』(技術評論社)、『エンジニアが一生困らない ドキュメント作成の基本』(9月発売予定)がある。書籍プレゼント『エンジニアが一生困らない ドキュメント作成の基本』(9月19日発売予定)

20:10 – 21:10

日英技術翻訳スキルアップ
英語の特徴をとらえた英文テクニカルライティング

日本語の母語話者が正しく、明確、簡潔に英文を書くためには日本語と英語の特徴をとらえてそのギャップを埋めながら英文を書く必要があります。日本語から英語に翻訳する場合、機械翻訳を使って英文の下訳を作ってから英文を編集する場合、はじめから英文で書く場合のいずれにおいても、最終となる英文を効果的にリライトする手法が役に立つでしょう。本セッションでは、日本語と英語の特徴をとらえ、特に英文の主語と動詞をどのように選択し、文同士の結束性を高めながら、かつ複数文を流れよく配置することに焦点を当てて英文リライトの手法、ひいては英文テクニカルライティングの手法を解説します。一緒に手を動かして練習する時間もご準備いたします。英文を入力できる環境にて是非ご参加ください。

プロフィール
中山 裕木子(Nakayama Yukiko)

株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役同志社大学 理工学研究科、神戸大学 農学部、奈良先端大学院大学 非常勤講師(技術英語担当)2001年、(旧)工業英検1級取得、成績優秀にて文部大臣賞受賞。(旧)公益社団法人工業英語協会の専任講師、のちに理事に就任し、理工系学生や研究者・ビジネスパーソンを対象にして、正確、明確、簡潔に英語を書く手法の指導にあたった。2004年よりフリーランスの特許翻訳者として電子・電気、機械、化学の日英翻訳を担当する。2014年、論文英語と特許英語を専門とする翻訳と教育の会社、株式会社ユー・イングリッシュを設立。高品質な技術翻訳サービスと技術英語指導サービスの提供により、英語技術文書の品質向上に尽力する。
https://www.u-english.co.jp/
著書に『改訂版 技術系英文ライティング教本』(日本能率協会マネジメントセンター)、『外国出願のための特許翻訳英文作成教本』(丸善出版)、『会話もメールも英語は3語で伝わります』(ダイヤモンド社)、『シンプルな英語』(講談社新書)、『テンプレート式 理系の英語論文術 国際ジャーナルに学ぶ 伝わる論文の書き方』(講談社ブルーバックス)他がある。

中山 裕木子

スマホで辞書アプリを操作する女性

21:20-22:30

ディスカッション「これからのテクニカルライティング AIの限界を考える」

ディスカッションパートナー Kaori Myatt

Kaori Myatt

Kaori Myatt (マイアット かおり)

 

お問い合わせはお気軽に info@humanpowered.academy まで

 

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